庭からのたより letter-from-the-garden

スノードロップに加え、福寿草も開花。アート作品やガーデナーの仕事など、庭と人の様子も。2月4日の状況

2025年02月04日

園内ではスノードロップに続き、福寿草も開花を始めました。

早春のお花たちが咲いていると季節の巡りを感じて、なんだかほっこりします。

スノードロップは花みどり館裏側の西側、福寿草はのぞり池ほとりの2段目・滝のそばで開花しています。

そしてのぞり池では、ビエンナーレ作家・浅野さんの「トリックスター」たちがなんと水の中にいます。

石に擬態したり、寄り添ったり、いろんな子がいるのでお気に入りをお探しください。

先日、作り手の浅野さんが来園され、今後にむけての設置やすでにガーデンズに来ている子たちの確認をされていました。

まだこれから増える予定とのことでしたので、楽しみに待ちましょう。

ちなみに、園内の一番奥・ピクニックエリアにもたくさんの子たちがいます。

トリックスター探しも、今の冬の庭の楽しみの一つです。くまなくお探しください。

私のお気に入りは、写真2枚目の木に身を任せるこの子です。

ローズガーデンでは、つるバラの誘引作業を終え、ブッシュの剪定に差し掛かっています。

美しい誘引された枝の曲線を見るのも楽しみの1つですが、

プロが作業している様子を間近で見られるのもこの時期ならではです。

今日は剪定の体験をさせてもらったのですが、

そんなに思い切り切っていいの、、とか

どの枝を整理するのか見分けをつけるには判断基準が多くて難しいな、、とか

たくさんの疑問が浮かんできました。

なかなかご自宅でされている方だと一人で悩むことも多いと思いますので、

ガーデナーが作業をしているこの機会に、プロの仕事を参考にしていただければと思います。

藤棚では施肥作業が行われています。

藤の根の先にたい肥を撒くために、根っこを切らないように手作業で穴をあけていきます。

凍ってしまうので一日で作業を終えるようですが、かなりの重労働です。

また、ナチュラルガーデンではカットバックの作業が進んでいます。

だんだんと春の芽吹きに向けてすっきりとしていく庭に、次の季節への思いを馳せてご覧ください。

切った枝葉はほとんどを細かくして地面に帰し、循環させるようです。

先日は、赤い小屋にて園内のドライフラワーを使ったボタニカルキャンドルづくりが行われました。

ちょうど庭の刈込み時期にピッタリのイベントです。

ヘッドガーデナーに教わりながら、様々な植物に触れて作品をつくる。

皆さん落ち着いて集中しながら、草花を愉しんでおられる様子でした。

次回は2月22日から、木の実や草花のドライを使った「ネイチャークラフトワークショップ」が行われます。

こちらは予約も不要で、どんな年代の方も気軽にご参加いただける内容ですので、ぜひご参加ください。

詳しくはリンク先のイベント情報をご覧ください。

2月22日(土)23日(日)3月29日(土)30日(日) ネイチャークラフトワークショップ

2月23日(日) たき火と庭と、

 

武田

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