庭からのたより letter-from-the-garden

バラは開花後半、見頃が続いています。宿根草などの草花も色づいてきました。6月15日の状況

2025年06月15日

バラは開花の後半に差し掛かり、ガーランドなどはピークを過ぎましたが、全体としては見頃が続いています。

今週はしばらく高温が続くようなので、次の週末にはバラの二番花も楽しめるようになるかもしれません。

前半にはあまり咲いていなかった、クレマチスやデルフィニウムも咲いてきてイエローガーデンは違った華やかさがあります。

ガーランドはピーク過ぎですが、こちらは秋のために花がらを摘まずに管理しています。

開花は春のみですが、秋にはローズヒップの赤い実がついて、こちらも可愛らしいです。

ジャパニーズローズガーデンでは、壁面のバラはあえて花の数を絞っています。

線の美が際立ちます。

河合先生が作出された、人気のバラ「伸」も咲いてきました。

ホワイトガーデンでも、バラと一緒に咲くクレマチスが華やかです。

白の中で実る、赤いジューンベリーも隠れファンが多い見どころかもしれません。

観賞用のため、採取して食べないようお気を付けください。

そのほかにも、まだ多くの種類のバラが楽しめます。

そして、ローズガーデンを抜けた先のナチュラリスティックガーデンもおすすめです。

スパイラルフィールドでは麦が徐々においしそうな色に。

ポピーやオルレアと一緒に、優しい色合いで咲くのがなんとも言えません。

その内側のスパイラルフィールドでは、クナウティアやガウラ、開花を終えたアリウムなどが、ふわふわのスティパの間で揺れています。

藤棚側のメドウパスでは、オルレアやポピーなど、この地に合わせて咲いてくれた素朴なお花が咲いていて、私のお気に入りの場所です。

グリーンも生き生きとして見えます。

ナチュラルガーデンでは、ペンステモンの紫やオルレアの白に加えて、バーバスカムのレモンイエローなどが増えてきました。

アリウムのつぼみもいいアクセントです。

春のローズガーデンフェアが6/22まで。その後は、6/28からナチュラルガーデンフェアが始まります。

花盛りのシーズン、引き続きどうぞお楽しみください。

今日は、ローズガーデンのガーデナーI君がミニブーケを作ってくれました。

このバラの花数が多い季節は、その分手入れも大変ですが、植物に愛をもって手入れしてくれています。

ショップに飾られていますので、ぜひご覧ください。

また、インスタではばらの花がら摘みに関する動画もアップされていますので、合わせてご覧ください。

武田

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