ローズガーデンでは、春バラへ向けた準備が始まっています。
ピンクのバラが支柱とロープに立体的に一面に咲くことで人気のある「ガーランドエリア」では、支柱やロープから一本一本つるを解体して、また一本一本誘引し直す作業が始まりました。
昨日、今日と河合伸志先生がいらっしゃて、スタッフを指導しながらローズガーデンのガーデナー総出で作業をしています。
引き剥がしたつるがお客様に接触してしまう恐れがあるため、作業が続くしばらくの間、ガーランドエリアを中心に「通行止め」とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
通行止め看板の手前、ジャパニーズローズガーデンの水鏡、残って風や霜に耐える赤いバラと、落ち葉と冷たい水。12月らしい渋い静謐な風景でこれも良いと思います。
その手前のナチュラルなエリアでは、今の冬の季節感が一番出ているエリア。バラの葉が紅葉しつつも、まだ最後の花が残っている姿は、これもなにか侘び寂びのようなものを感じさせて、今しかない姿で綺麗だと思います。
こちらは、奥の方のエリア、チョコレートガーデンのベンチの上に残るバラ。まだまったく萎れていない花も残っていますが、やはりこの時期、風と霜にしばらく耐えた姿の方が、味わい深く感じます。
ガーランドガーデンが通行止めの場合、水鏡のところまでご覧いただいたら、お手数ですがナチュラルなエリアまでお戻りいただいて、階段を降りて一度ローズガーデンを出ていただき、しばらくスパイラルフィールドに沿ったアスファルトの道を歩いたら、また円形の噴水のあるホワイトガーデンのところの階段からローズガーデンにお入りいたく形になります。
お手数をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。ローズガーデンでは、まだ最後のバラたちが所々残っており、ガーデナーも極力残す様にしながら剪定をしていますので、ぜひそれぞれのエリアの今の姿を、ご覧になってください。
また、ガーランドエリアの剪定作業は１ヶ月くらいを予定している様です。ぜひ来年の春を楽しみにしていてください。
