庭からのたより letter-from-the-garden

冬の庭の楽しみ、ローズガーデンのバラたちを中心に

久しぶりの更新となってしまいましたが、中之条ガーデンズでは、冬の枯れ色の姿も美しいと、皆さんにお見せしたいと考えています。

→冬の庭のお誘いの記事はこちら

特に、ローズガーデンは12月はガーデナーたちは剪定で忙しい時期ですが、その中でも美しく見える花々を残してくれています。

盛りの時とは違うその姿の美しさ、趣き深さは一見の価値ありです。

普通なら刈り取られ処分される花殻なのかもしれません。私はその残された姿を見て、その美しさに気付かされてハッとしました。

そんな楽しみができるのも、中之条ガーデンズならではだと思います。

冬のローズの写真1冬のローズの写真2イエローガーデンのバラ、朝露が滴り、生き生きと見えます。

冬のローズの写真3

ローズカフェの壁面。冬はさまざまな葉色が入り混じって、むしろカラーが多彩になるところが、植物の面白さですね。そんな気づきもここにいなければ知り得ませんでした。

ローズカフェの壁面の写真いかがでしょうか。残されたバラの花や葉っぱは、ガーデナーが整え、手入れをした結果のものです。盛りの時のように、手入れをしているからこそ、美しく見えるわけです。

日々その状態に合わせて手入れをしていますので、日々残っていく花の数は変わっていきます。ご紹介した花も、ずっとあるわけではありませんので、ご承知おきください。

 

続いて、他の場所をご紹介します。ふるさとの野山の「のぞり池」。ピンと張り詰めた冷気が、あたり全体の空間を引き締めます。普段厭う鉄塔の姿も、冬の湖面に映すとなぜか風情を感じます。

ノゾリ池の風情

続いて、ナチュラルガーデンをご紹介。冬らしい鉛色の空、その下では植物ごとに違う姿形にかえって私たちは気付かされ、興味を引かれてしまいます。それが冬のナチュラルガーデンの面白いところです。

ナチュラルガーデンのシードヘッド

ナチュラルガーデンの冬の定番、アネモネ・トメントーサの綿毛の姿。冬の凍てつく空気の中で、優しく温かみを感じる姿ですね。

アネモネトメントーサの綿毛の写真いかがでしたでしょうか。中之条ガーデンズの冬の庭。

青々した時期と同様に、ガーデナーたちは、日々手入れをして、日々姿が変わっていきます。

それは、それぞれのガーデナーが考える、今残したい冬の庭の姿です。それを味わいに、ぜひお越しください。

ショップや食堂では、温かいお飲み物をご用意してお待ちしております。

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