庭からのたより letter-from-the-garden

朝露輝く9時の庭 秋バラや宿根草が見頃です。 10月8日の状況

2025年10月08日

今日からは二十四節気でいう「寒露」に入ります。

日が暮れるのが早くなり、夜が長く露が冷たく感じられるころです。

朝晩がぐっと冷え込むようになり、標高が高く寒暖差の大きな中之条では、秋バラの色の濃さ・香り高さ・大きさがさらに増していくはずです。

9時ごろ園内を歩くと、朝露がのって輝く植物たちを見られましたのでご紹介します。

 

まずはナチュラルガーデン。グラスの1本1本につく水滴が、朝日に照らされると宝箱のようです。

オミナエシ・グラス・シードヘッド・ダリア・ワレモコウなど、、重なりがなんとも美しいです。

ローズガーデンではとくにチョコレートガーデンが「光」を感じるのにとてもおすすめです。

花びらももちろん、葉にのって輝く様子が好きです。

トキワマンサクの銅葉と鮮やかな光の対比がお気に入りです。

朝の日の向きだと、ホワイトガーデンの噴水も、輝きが段違いです。

ローズテラスでは、香り高いバラが咲いています。大ぶりなバラが多いのですが、見た目の華やかさだけでなく香りも十二分です。才色兼備なバラです。

変わり咲きのコスモスも、コーラルカラーの色合いが可愛い。アナベルやバラとの共演をぜひお見逃しなく!

そのほかのエリアも秋バラの見頃が続いています。

スパイラルガーデンでは、スティパの間で宿根草類が揺れています。

こんなかわいい形の子もいました。

繊細なクモの巣も風情があります。

ガイラルディアが華やかです。

スパイラルフィールドのアゲラタムや、メドウパスのコスモスもまだまだ美しいです。

エントランスの大階段横のサツキにも、クモたちが糸を巡らせていてなんとも美しい仕事ぶりです。

ふるさとの野山では、今日もアサギマダラの飛来は見られませんでした。

フジバカマの開花も終盤に差し掛かってきましたので、暖かい場所へと南下した可能性が高いです。

ご来園の際には、のぞり池近くのビニールハウス側の道沿いにあるフジバカマを見ていただければいるかもしれません。

ビエンナーレも10/13まで、今週末で終了ですね。

今回のテーマ「光ノ山」にちなんで、各展示会場では光をテーマにした作品が多いように思いました。

秋の日差しを感じながら、園内でも庭めぐりと、異形の庭園めぐり、お楽しみください。

また、今週末はイベントをたくさんご用意しております。

赤い小屋

はるはなファーム pop up 10月11日(土)・12日(日)

Garden Walk 10月 10月12日(日)

たんぽぽ

新米と秋のおかず市 10月12日(日)

 

武田

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