2025年11月28日
「今咲いているお花は何ですか?」とのお問い合わせをいただくことが多くなりました。
現在はほとんどのお花が開花を終え、種や実に変わった「シードヘッド」など、全体的にアンティークカラーへと変化しています。
紅葉した木々は落ち葉のじゅうたんへと徐々に冬支度を始めています。
「何もない」ように思えるかもしれませんが、この季節ならではの美しさをお知らせしたいと思います。
まずは入ってすぐのノットガーデンと、メタセコイアの紅葉。
ボックスウッドの文様と、メタセコイアのテラコッタ色が澄んだ青空に映えます。

ローズガーデンからの景色も良いです。藤とアナベルも秋から冬へと変わる今限定の色合いです。

バラはこれから雪が降ると枝が折れてしまうので、折れにくいように枝の高さをそろえる作業を行っています。
そのため少し見られるお花は減るかもしれませんが、ローズヒップや剪定の様子も寒くなる季節の醍醐味です。


また、冬季期間で最も華やかなのは「町民花壇」です。
ビオラやパンジー、テーマに沿ったオブジェなど、創意工夫を凝らしたミニガーデンは見るのも楽しいです。

スパイラルフィールドでは麦が大きくなってきました。
今日は施肥を行いました。
ガーデナーのいる景色は不思議と絵になります。

その内側のスパイラルガーデンでは、シードヘッドの興味深い形を観察したり、開花しているガイラルディアやガウラを見つける喜びを堪能できます。

ふるさとの野山は水の反射が鮮明で、朝9時ごろ訪れるのがおすすめです。


引き続きトリックスターは滝に宿っています。

ナチュラルガーデンは全体がアンティーク色。
グラスとシードヘッドの質感の違いが重なり合った景色や、さらさらとした音など、冬のここは私の大好きなエリアです。

アネモネトメントーサの綿毛はやはり目を惹きます。

りんご畑の収穫祭が終わり、ファームエリアのりんごは加工用にスタッフで収穫しました。
りんごジュースや、食堂のカフェメニューになる予定です。
今の時期は紅葉で黄色い葉と、赤いりんごの対比が目にも美味しいです。

赤い小屋奥の桜並木沿いには、「トリックスターの特別展示 冬バージョン」が移設されました。
中之条ビエンナーレで大変好評だった彫刻家・浅野暢晴さんとのコラボが継続しています。
冬ならではの展示をぜひお楽しみください。

リラックスの森では、落ち葉がふかふかになってきました。
12/14の「クリスマスガーデンマルシェ」のころは、もっとふかふかになっているでしょう。
森の中で約20店舗の出店者さんによるクリスマスらしいクラフト作品や温かい食べ物、パンやおやつなど。
心温まるようなマルシェと、11時からは「ガーデンウォーク」もあります。冬の庭散策をどうぞお楽しみくださいね。

武田
