庭からのたより letter-from-the-garden

ガーデンズらしい冬景色 スパイラルガーデンほか

2022年11月27日

花の盛りの時期だけでなく、一年を通した植物の姿を見ていただきたい中之条ガーデンズ。今は枯れ姿が多くなっていますが、それもガーデンズの見ごろの季節と考えています。

ただ枯れ姿が残っているのではなく、冬でも美しく見える様に設られた景観や構造とともに、ガーデナーが気を遣って今残すべきものを整理しながら、皆様にお見せできる様に手入れをしています。

スパイラルガーデンを夏から秋にかけて賑わせてくれた黄色い花のルドベキア、シードヘッドとなっても、スパイラルガーデンの景色を作ってくれています。青空に映えます。

ルドベキアのシードヘッドガイラルディアはまだ花が残っていて、黄金色のグラス類の中で差し色を添えています。

スパイラルガーデンのガイラルディア冬は光が良い季節。強過ぎずに斜めから差し込む日差しは、植物たちを後ろから照らして輝かせます。スパイラルガーデンは、光を気にしながら巡ってみてください。

スパイラルガーデンを取り囲む植物スパイラルガーデンの周りのスパイラルフィールド。秋までここに植えられていたアゲラタムは刈り取られ、現在は畑の黒土になっています。ここに来週麦を播種する予定です。

スパイラルフィールドの圃場ふる里の野山から、ノゾリ池越しに見た赤い小屋周辺。奥に見える山は中之条町のシンボル、「たけやま」。周囲の紅葉が借景になって、清々しい眺めになっています。

ふる里の野山赤小屋前のナチュラルガーデン。こちらも、花は少なくなりましたが、茶色の枯れ姿の中に残る緑の葉から、赤く紅葉した木々、黄色く色変わりした芝生、そして真っ青な青空と、よく見るととても色が多彩な時期なんだと気づきます。

赤い小屋周辺奥のリラックスの森では、土日の晴天の日はまだ「森の本棚」は開放しています。日差しがあるときは、ベンチに座って少しゆったりしていても、冷えすぎることはありませんね。気持ちが良いですよ。

リラックスの森いかがでしょうか。よくお客さまより「今は何が咲いているの?」と電話でお問合せをいただきます。なかなか「この花が咲いています」とお答えはできないのですが、中之条ガーデンズの庭たち、全体の冬の景観を楽しんでいただきたいと思っています。天気が良い日には、気持ちの良い空間で、日常では体験できない散策ができると思います。

みなさま、ぜひお越しください。

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