庭からのたより letter-from-the-garden

今年の春の足音は少し早いようです スノードロップと福寿草の花が見られました 1月31日の状況

2024年01月31日

この冬は暖冬です。日差しの暖かい日が続いています。

春の先駆けとなるスノードロップと福寿草の花をもう見かけました。

スノードロップは、花みどり館の裏手に、まだほんの少しですが、姿を見せてくれました。写真には一輪ですが、よく見るとポツポツと頭を少し出した葉っぱたちが見えますね。

スノードロップの開花咲いているところの手前にこんな看板が。小さな花なので、見落として踏みつけないように、ゆっくり近づいてくださいね。

スノードロップ注意看板場所は花みどり館の斜め後ろといったところです。昨年の「庭からのたより」を見ると、2月28日の記事にスノードロップの花の紹介がありました。咲いているのはまだほんの少しですので、これから2月に向けて、少しずつ顔を出してきてくれるでしょう。

花みどり館の裏手スパイラルガーデンやローズガーデン、そして町民花壇ではパンジーが咲いています。冬に見られる数少ない花。霜にやられて萎れていたものもありましたが、こちらもだんだん元気になってきているような気がします。写真はスパイラルガーデンです。

スパイラルガーデンのパンジー続いて、ふる里の野山。全体的には冬らしい景色ですが、、、

ふる里の野山の冬の景観滝の上のところで、福寿草の姿を発見しました! 

昨年の「庭からのたより」を見返すと、昨年は2月7日の記事で、福寿草が咲き始めたとご報告していました。やっぱり今年は少し早いでしょうか。まだ数輪ですので、見応えが出てくるのはもうしばらく先になるでしょう。

福寿草の咲き始め続いて、ナチュラルガーデンの景観。冬の中之条ガーデンズを代表する、枯れた味わいを見せてくれたシードヘッドやグラス類、ススキの仲間の植物たち。春の芽吹きへ向けて、2月に入ると刈り取りとなる予定です。今季の姿はこれで見納めです。

改めてナチュラルガーデンを眺めると、他にはない、独特な景観ですね。

ナチュラルガーデンの枯れた風情最後に紹介するのは、中之条ガーデンズの前身、ここが薬草テーマパークの薬王園という施設だった頃からあると思われる蝋梅(ロウバイ)です。花みどり館の東側の通路、山つつじの里の近くです。以前はこのロウバイが、春の訪れを告げる、一番最初に咲く花だったのではないかと思います。

ロウバイの蕾

黄色い蕾がだいぶ膨らんできました。昨年の「庭からのたより」を見ると、同様に膨らんだ蕾をご紹介したのが2月8日でした。こちらも今年の方が少し早いですね。

いかがでしょうか。冬の景観を演出してきたナチュラルガーデンやスパイラルガーデンのシードヘッドやグラス類は、春の芽吹きに向けて一旦刈り取りとなります。2月は少し寂しくなりますが、その一方で春の訪れをつげる足音が、少しずつ聞こえてきました。

季節のささやかな移り変わりを感じながら、園内をゆっくりと散策するのは、しみじみとしていて、良い気分です。こんな時期の散策も、おすすめですので、みなさん、ぜひお越しください。

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