庭からのたより letter-from-the-garden

冬枯れの庭と、ガーデナーの手仕事 12月21日の状況

2024年12月21日

遅くまで赤く色づいていた、ふるさとの野山の紅葉も落葉しました。

降りたての葉っぱがピンク色でまだ少し秋の名残を感じますが、もう早いもので年の瀬ですね。

初めての「クリスマスガーデンマルシェ」もたくさんの方にご来園いただきありがとうございました!

園内はセピア色の落ち着いた様子です。

グラスに包まれて風に揺れるシードヘッドが愛らしいです。

じっくり観察すると形も多種多様で飽きません。

花盛りのシーズンを思い返しながらみると、植物の一生を感じられて感慨深いものがあります。

水辺に映るとなお味わいが増すように感じます。鉄塔と植物の質感の違いが面白いです。

ちなみに、のぞり池に浅野暢晴さんのトリックスターたちが新たに展示されています。ぜひ実物をご覧くださいね。

ローズガーデンでは、ガーランドの冬剪定・誘引が完了し、すっきりとした美しい枝ぶりが壮観です。

ちなみにBeforeはこんな感じです。(12月上旬の撮影)

わさわさしていましたが、誘引の紐をほどいて来年の枝を残してカットして、ふただび適切な場所へ誘引する。

なかなか技の必要な作業です。

もうひとつ、春にむけて藤の剪定も進んでいます。

藤はまだ大きな株ではないですが、最初は枝の広がりが2mくらいだったものが、今では20mほどに大きくなっています!

中之条の気候だと花芽が遅霜にやられることがあるそうで、防寒対策をいろいろ試行錯誤しています。

高所伐採をしてくださっているアーボリストの庭生さんだからこそ、スイスイ藤棚の上を歩いていましたが、なかなか足がすくみそうです。

明日12月22日は寒い冬を楽しむたんぽぽの企画「たき火と庭と、」開催です。

シンプル素材のこだわりチョコレートを作るnakanojo kraft projectさんに出店いただき、

1日限りホットチョコとスモアを販売します。

ゆったりと充実した時間を一緒に過ごしましょう。

武田

最近のたより

マップへ戻る
トップへ戻る