いよいよ、冬本番といった感じです。園内の植物たちもだいぶ枯れ姿になってきました。ガーデンズでは、お花の時期はもちろんですが、花のない時期でも「景色」として楽しめる空間づくりをして、皆様に少しでも楽しんでいただきたいと思っています。
この日の、ちょっとした散策の中で見つけた「景色」をご紹介します。
赤い小屋に夕日が差し込むシーンは、いつ撮影しても雰囲気が出ます。右にあるのは収穫が終わった後のりんごの木です。
ナチュラルガーデンの「アネモネ トメントーサ」のシードヘッド。
リラックスの森。寄り添いあうベンチに、柔らかい日差しと樹木の影が伸びています。
スパイラルガーデンは、たくさんのルドベキアのシードヘッドが、独特な「景色」を見せてくれます。
ローズガーデンの噴水池。しっとりと落ち着いた雰囲気です。
枯れたアナベルたちも、冬を彩る重要な役者です。ガーデンズでは冬の「景色」として、あえて残しています。遠くに見える山が陽光を浴びて存在感を際立たせています。
同じ遠くの山を、花みどり館を入れた別角度から。陽の低い冬だからこそ、際立つ山の姿です。
目を近くに転じれば、萎れつつ雨露に濡れるバラの姿。こういった姿も、すぐに切らずにできるだけ残してあるところが、「いき」かなと感じています。
いかがでしょうか。散策の中で見つけた「景色」をご紹介しました。
寒くなり、お客さまも少ない時期になりますが、スタッフとして1年を通してここにいると、冬は冬で、とても素敵な景色を見せてくれるガーデンだなと思います。
防寒対策をしっかりなさって、ゆっくりガーデンを巡ってみてください。