2023年02月28日
首都圏や平地から比べると、山間に近い中之条ガーデンズ。標高も400メートルを超えるため、春の訪れは平地より少し遅め。それでもここのところの好天により、グッと春が近づいてきた気がします。
園内では、ふる里の野山などで福寿草が咲き始めています。福寿草は、この地域では春の訪れを告げる花として、庭先や畑などに植えていらっしゃる方が多いです。
花みどり館の裏の木陰には、スノードロップが咲き始めました。真っ白な控えめで涼やかな姿は、春の訪れをやさしく告げてくれます。中之条ガーデンズの春の訪れを告げる植物として、定番になりました。
植物のない冬の時期から咲いてくれる定番のパンジーやビオラも、少し前よりは生き生きした姿になっているような気がします。
そしてもう一つ、中之条ガーデンズが昔「薬王園」という施設だった頃からある一本のロウバイ。薬草加工工場の手前にありますが、このロウバイが毎年、春の花では一番最初に咲くような気がします。
「この花が咲いたら、もう春だな」と思わせる定番の植物たちが、咲き始めました。空気も温かくなってきて、風が吹いても冬とは全然違います。春の本番まではもう少し、待ち遠しいですね。