2024年01月05日
2024年の中之条ガーデンズのスタートは、明日1月6日(土)からになります。
本日1月5日に撮影した庭の様子をお届けします。
ローズガーデンでは、ただ今春へ向けたつるバラの剪定と誘引作業が真っ最中です。
見どころは、手入れをしているガーデナーたちが、冬の枝の剪定を進めながら、まだ鑑賞できるバラの花を残してくれていることろ。
寒い風や霜に何度も当たってきたバラの花、本来ならもう鑑賞する時期は終わっているのかもしれません。でも、冬の凛とした空気の中で、これらの花はとても美しく、力強く見えます。私含め、ガーデンズのスタッフの皆が好きな、冬のバラの姿です。ぜひ多くのお客様に見ていただきたいです。
春には一番人気のガーランドのエリア。12月中に剪定と蔓の誘因を進めていましたが、準備が整ったようです。
よく見ると、横にロープに這わせた蔓から、細い紐が下がっていて、そこにレンガが吊り下げられています。これが春、バラが満開になるとバラの重みでロープがたわんでいるように見えます。その量感が、花の恵み、豊穣な春の恵みを演出してくれるのです。春が楽しみですね。
ガーランドの先はイエローガーデンのエリア。現在アーチガゼボ(バラのドーム)にバラのツルを誘引する作業を行なっています。この区間、作業中は立ち入りはご遠慮いただいております。ご了承ください。
ローズガーデンでは、足元も気にしながら歩いてくださいね。パンジーやビオラが、寒さに負けずに咲いています。
続いて、スパイラルガーデン。冬の陽光を浴びて輝くグラス類のスティパとシードヘッドたち。実際に目の前で見てみると、そのスケールと輝き、それぞれの植物たちの表情が見えて、写真で見るのとは全然違う印象になります。ぜひ、午後の日が少し傾きかけた時間に、皆さんに見ていただきたいです。
スパイラルガーデンの周りに広がる、スパイラルフィールドの麦。一転こちらは広々とした空間を感じさせる景色です。冬は木々が葉を落としているので、景色が一段と広々と見えます。清々しい景色で深呼吸したいところです。
続いて、ふるさとの野山。ノゾリ池に空が写って真っ青になります。春や夏にはこんなに綺麗に水面に空は映りません。なぜなんでしょう、と思いながら日々庭を巡ってしまいます。
このノゾリ池をぐるっと回るとナチュラルガーデンになります。
ナチュラルガーデンの今の姿、それはまた明日にご紹介ます。
この冬は、まだ寒さが厳しくありません。本日も昼間ならそれほど寒さを感じずに散策が出来ました。
ぜひ、暖かい格好をして、ゆっくり冬の庭を巡ってみてください。