庭からのたより letter-from-the-garden

実りの秋にむけて、夏の終わりの庭仕事。ナチュラリスティックガーデンの見頃が続いています。8月23日の状況

お盆を過ぎてほんの少し暑さが弱まったように感じるガーデンズです。

植物や虫たちももう季節の移ろいを感じているようです。

今日は庭をとりまく生き物たちや夏の終わりを過ごすガーデナーの様子をお届けします。

 

ローズガーデンでは、バラの夏剪定中。現在は作業の終わりごろとなってまいりました。

同時に、台風対策で枝が折れないように縛る作業も行っています。

春に比べるとガーランドの枝がよく伸び、ローズヒップもたくさん。

秋のローズガーデンフェアが楽しみです。

バラのお花は現在ほとんど剪定されましたが、ガーランドでは可憐なクレマチスが映えていました。剪定を見るのに上を見ていると、ガゼボの誘引が美しいことに気づかせてくれました。

園内全体では、やはり草刈り・草取りが夏の一大イベントです。

メドウ・パスはいわゆる雑草も活躍する、自由で多様な、皆が手を取り合ってつくるエリア。

自然が作る景色にガーデナーが少し手を加えるこのバランス感がガーデンズらしい景色を作っていると思います。

ガーデンズらしさで言うと、立ち枯れた植物たちがお庭を彩るのも、ならではの景色だと感じています。

スパイラルガーデンでは、エキナセアの種たちが少し秋を感じさせてくれます。

虫たちもちょうちょのような「ホウジャク」や真っ黒な「ハグロトンボ」などみかけるようになりました。

蜜集めのお仕事中は、動きが素早く写真には収まりませんでしたがぜひ観察してみてください。

秋に向けて、植物たちは青い実を膨らませています。

これから食欲の秋には、園内のりんごも赤く実り収穫祭も行われますので、期待してお待ちくださいね。

(園内での植物採取はできませんが、写真や実物を見てお楽しみください。)

武田

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