庭からのたより letter-from-the-garden

ダリアやコスモスが見頃、秋バラは開花終盤です。アゲラタムが見られるのは22日まで。10月21日の状況

2025年10月21日

今朝の気温は一桁台で一気に秋の気配が強くなってきました。

駐車場も木々が紅葉し始め、ご入園前から秋を感じていただけるのではと思います。

 

園内では、23日にアゲラタムの刈込みを予定しておりご覧いただけるのは明日までとなります。

今年は霜も降りていないためまだまだ鮮やかで名残惜しいですが、次の季節に向けて麦の播種が待っているため見納めとなります。

秋バラはピークを過ぎたものの見頃が続いています。

ローズガーデンの下草の抜き取りや入れ替え作業も始まっており、こちらも次に向けての準備が始まっています。

アゲラタムと紅葉し始めの木々が水鏡に映ります。秋の絵画のようです。

ローズヒップも徐々に濃いオレンジへ。

秋におすすめのバラ「アンティークレース」は今が華やかです。(ガーランドガーデンにてお探しください。)

もう1つの秋におすすめのバラ「グリーンアイス」はグリーンからピンク色へとさらに色が変化してきました。

また、ブルガリア友好花壇の「マリエタ」も色が濃くなり必見です。

柔らかですが凛としたピンク色は、命名してくださった駐日ブルガリア共和国大使マリエタ・アラバジエヴァ氏のイメージにピッタリの色です。

さらに、共に植樹していただいた「セイヨウサンシュユ」も赤い実がなりました。ヨーグルトの木とも呼ばれるブルガリアにとって大切な木なので、合わせてご覧ください。

また、町民花壇でも皆さんが作ってくださった花壇がそれぞれに見どころを迎えています。

テーマごとに見せ方が様々で面白いです。

明日までとなったアゲラタムのスパイラルフィールドは、ガウラやルドベキアとの対比も美しいです。

その内側にあるスパイラルガーデンではシードヘッドが増えて一見何もないように思われるかもしれませんが、

近寄ってみると骨格の違いや、間で咲く花々とのバランスが角度ごとに異なり見飽きません。

お隣のメドウパスではコスモスの見ごろが続いています。ダリアやガウラ、アゲラタムやグラスなどとともに咲いています。

ふるさとの野山では、のぞり池にうつる木々も紅葉してきたようです。

落ち葉も増えてきました。サクサクと踏みしめることができるのは、この季節だけの特権です。

ナチュラルガーデンでは、ダリアが華やかです。グラス類が風に揺れてさらさらと音を奏でる様子も心地よいです。

アネモネトメントーサは種に変わり、ふわふわの綿毛に変わり始めました。

光に透ける様子が素敵なので、夕陽を狙うとより感動的な景色になると思います。

ナチュラルガーデンを抜けると、桜並木が紅葉していました。

中之条ファームエリアのりんごが熟してきました。収穫体験ができるのは、11/8からの「りんご畑の収穫祭」にて。(詳細はこちら

赤い小屋には秋らしいディスプレイもあり可愛らしいですよ。

園内では引き続き、中之条ビエンナーレの展示作品もご覧いただけますので庭散策と合わせてお楽しみください。

りんご畑の収穫祭では、作家の浅野さんとヘッドガーデナーのコラボフォトスポットも予定していますので、こちらも楽しみにお待ちください。

武田

最近のたより

マップへ戻る
トップへ戻る